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我が家では朝昼晩とお茶は日常の飲み物として欠かせないものとなっています。
母がお茶好きなので私自身もお茶好きになってしまいました。少しはお茶の味にはうるさいかなと思っています。
水にもこだわりがありポリタンクをいくつか持って自然のわき水を汲みにいくことすらあります。
さて、今回は当店で販売中の南部鉄瓶千草でお湯を沸かしお茶を飲んでみることにしました。
鉄瓶に水を8分目ほど入れます。これ以上入れると吹きこぼれやすいのです。何事もほどほどが良いですね(笑)
鉄瓶というのは案外手入れはいらないものなんですが、購入後初めて使うときはお湯を沸かして捨てることを2,3回繰り返してください。
早速、実際に沸かしてみました。今回うっかりして蓋をしっかりしたまま沸かしてしまいお湯を吹きこぼしてしまいました。南部鉄瓶は蓋に穴がないので必ず蓋をずらすかはずして沸かしてください。 |
石油コンロで沸かしたのですが鉄瓶特有のお湯が沸く音が良いですねぇ〜。
この音を聞くだけで癒されるような気がします。
お茶の間で沸かすときは一度テレビ等を消して静寂の中でこの音を是非聞いてみてください。
懐かしいような心安らぐ音が聞けますよ。
さてお湯は鉄なので早く沸きます。でもあくまで鉄だと言うことをお忘れ無く。ツルも蓋も熱くなっています。お湯を移すときは素手は禁物です。鍋つかみやぬれ布巾などで持ってください。 |
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いよいよお茶を飲んでみます。なんとはっきりお茶がまろやかになっているのがわかりました。あとで普通のヤカンで沸かした物も飲んでみましたが全然違います。 |
良い湯加減かな? |
普通のヤカンではお湯が堅い感じがしましたが、鉄瓶ではほんとまろやかでお茶に最適なお湯が出来たなという感じです。いつも飲んでたお茶がひと味もふた味も違ってきますね。これでより自信を持ってこの鉄瓶を薦められます。
またなによりも鉄瓶は鉄分補給が出来る点も忘れてはいけないですね。
この鉄瓶ならではのお洒落な使用法を紹介します。左のようにお酒を燗するのにもちょうど良い大きさです。今回は1合徳利をいれてみましたが2合徳利だともっと見た目がいいですね。
居酒屋さんでもこんな使い方しているお店があるようですよ。デザインがシンプルなので違和感がありません。先日和の雑誌を読んでいたらこの鉄瓶千草がこのように使われていたのでちょっと真似してみました。
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また焼酎のお湯割りにもいいですよ。鉄瓶の熱いお湯で飲むお湯割りもおつなものです。これも居酒屋さんで使用しているケースがあります。鉄瓶が置いてあるだけでも雰囲気が出ますね。
いろんな使い方を試してみるのも面白そうですね。
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お湯を捨てた直後少し水滴が残っています。 |
さて、最後にお手入れですが意外と簡単なんですよ。
内部は洗う必要はありません。むしろ洗わないでください。すぐに自然乾燥します・
お湯を全部あけたら余熱で乾きます。その際は蓋をあけて乾かしてください。あっという間に水滴はまったくなくなり乾燥します。これも鉄瓶ならではですね。
さて、いかがでしょうか。この鉄瓶。
鉄瓶というと結構お値段が高い物です。
高い物は伝統工芸品として素晴らしいデザインのものが多いです。それもまたいいですが、まずはお手頃なこの鉄瓶をお使いになって鉄瓶の良さを感じて頂ければと思います。
ほんと可愛いと評判の鉄瓶でデザインもシンプルで人気があります。当店の自慢の逸品です。 |
あっという間に水滴はなくなり乾燥しました。 |
クラフト造形作家廣瀬慎さんのデザイン
1966年通産大臣賞受賞
1985年国際デザインフェア金沢特賞受賞
1987年日本クラフト展優秀賞受賞
1991年Gマークロングライフデザイン賞受賞
1995年国井喜太郎産業工芸賞受賞
1996年Gマークロングライフデザイン賞受賞 |
190×150×200o
1.15リットル
8,400円(税込) |
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