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「雑木林の朝」 | |
ようやく夏らしい日となりました。早朝の木陰は涼しく気持ちがいいです。ふと目の前の幹を見るとカナブン、蝶、スズメバチなどが樹液を求めて集まっていました。カナブンは一つの幹の割れ目に3匹首を突っ込んでおりそこへヨソ者のカナブンがやってきて喧嘩を始めました。また蝶とスズメバチも縄張り争いです。ここにやってきた蝶は白い斑模様のゴマダラチョウで花に興味がない変わり者です。また羽が光の当たる角度で紫色が浮き上がる「隠し紫」ことコムラサキがいました。しばらく夏休みの子供のように童心に返ったひと朝でした。 |