今日の一枚:2006年7月編

7月9日(大乗寺:7月9日撮影
「優雅な一輪」
 禅寺に咲く一輪の蓮。この花は「舞妃蓮」と呼ぶそうです。
 撮影し始めた時にはつぼみから少し開きかかった状態だったのですがほんの数分間でこのように開いて美しい姿を見せてくれました。
 蓮といえばお釈迦様ゆかりの花で仏教の花とも言えますね。この開いていく様はなんとも神秘的でありこの禅寺にふさわしい厳かな空間を作り出していました。
 撮影中お寺の方が近寄ってきて「咲きましたね」とにこやかに話しかけてこられました。これはここで咲く蓮の中で一番綺麗な花だそうです。
 帰って「舞妃蓮」の名前の由来を調べてみると皇太子殿下と妃殿下(現天皇、皇后)がこの花をご覧になられたことと花びらが舞うように閉じることから名付けらたそうです。
 なるほど名前にピッタリの優雅な花でした。
 それにしてもこの花に出会えたことに感謝です。今朝は仏縁があったのかもしれませんね。