今日の一枚:2006年3月編

3月27日(百間堀:27日撮影
「春の妖精(スプリング・エフェメラル)」
 山では春になるとカタクリ、スミレ、イチリンソウなど可憐な花が咲き始めますね。林や森の木々の葉が着く前に姿を現し葉が茂る晩春に姿を隠す動植物を「スプリング・エフェメラル」訳して「春のはかない命」、または「春の妖精」などと呼ばれているそうです。そんな妖精も良く探してみれば思い掛けない場所でみつかるものです。兼六園下の百間堀に毎年薄紫色のキクザキイチゲが咲きます。山からもってきた土の中に根があったのかもしれませんね。また大手堀の片隅に福寿草が咲いていました。こんな花を見つけるのも春ならではの楽しみです。